続・お手伝いしてほしいけど強制はしたくない~こんなときどうする?~
前回の続きです。
さてさて、ご褒美も、お小遣いも、交換条件も、お願いもせずに
3人の子どもたちが自分たちで考え、お母さんの役に立つためには?とお手伝いしまくった日。
ユニークな子育てをしているという、ゆかさんは何をしたのでしょうか?
前回のブログ冒頭で書いてましたが
「お手伝い何ができる?」と声をかけただけです。
え?それだけ?
はい、それだけです。
え?それだけでお手伝いするの?
そうですね、あとは、やらなかったこともあります。
「否定しない」ですかね。
長男は最初、お手伝いさせられると思って何ができるか尋ねたときも
3つだけ、しかも「邪魔しない」とか。
まぁ、そんなん言われたら「え?それお手伝いやないやん」って言いたくなりますよね。
以前のゆかさんなら否定かジャッジしてましたが
ユニークな子育てしだしてからは、ある意味どんな返答がきても
「へぇ、そうなんだね」とか「ほほう、邪魔しないができるんだ」と
否定も肯定もせず、ただただそうなんだね、わかったよと返すだけ。
長男はそのままに
下2人は、「ゴミ拾い」「掃除機!」とか思いつくものを言っていってたんで
これまた否定も肯定もせず「ほうほう、そんなこともできるんだね」と返すだけ。
次第に、数が増えてきて真ん中の娘が
「あれ?これ言ったけ?」と自分が言ったかどうかわからなくなってきたので
そこで、「紙に書いたらいいよ」とアドバイス。
そっか♪と紙と鉛筆を持ってきて書き出した娘。
末っ子4歳はまだ書けないので、かぶっててもお構いなしに次々言っていく。
それを横目で見ながらオレはやらないよ的な感じを出す長男。
しかし!!
2人のお手伝いできる内容が、お手伝いか?というような内容で
例えば、「お母さん頑張れって言う」とか「お母さんに食べ過ぎよって言う」とか(笑)
👦「そんなんいいと?」と思わず長男。
はい、ここからです。
本人がお手伝いだと思っていて、相手が助かる事ならお手伝いでいいんじゃない?
と伝えました。
👦「そんなのならオレのほうがいっぱいあるよ」
👦「しかも、洗濯物たたむなら、タオルをたたむ、パンツをたたむ、靴下をそろえる、って一つずつ書いていったら数かせげるし~♪」
みたいに、下2人が出したアイディアを細分化していく長男。
めっちゃ書き出しました(笑)
※この時、否定やジャッジはしませんよ。好きなだけ書き出させます。
👩「え?そんなのいいと?ずる~!なら私はお母さんに元気を分けてあげる♪」
と娘も負けじと思いつく『お手伝い』を書き出し
気づけば、どれだけお手伝いが出来るか?
面白いお手伝いのアイディアが出てくるか大会みたいになっていました(笑)
その間も私は、ただひたすら「へぇ、そんなこともできるのね」「なるほど!それもお手伝いなんだね」と返すだけ。
あとは、面白いお手伝いをただただ「そんなこと思いつくんだ」と面白く観察しているだけ。
紙一面に書いた結果、長男は150個のお手伝いを書き
真ん中の娘は80個、末っ子はたぶん70個くらい。
さて、書き出したはいいが、ここからどうしましょうか?
みなさんならどうします?
自主性を育みたいと思うなら、ここからが大切になってくるかと。
※間違っても、評価や否定、お母さんの価値観はぶっ込みません!
後に書きますが、うちの旦那はうっかりやっちまった対応しちゃいました。
私はどうしたかというと
「こんなにお手伝いできるんだね!すごいね!
でも、これ1日で出来る?」
そう尋ねただけ。
※何度もいいますが、否定も評価もジャッジもなしですよ!←しつこい?(笑)
すると長男が
👦「これ全部は無理よ~♪これと、これと、あ!これなら出来るかな」
と丸を付け始めました。
「すごいね!これだけできるんだね」
※間違っても、「それ無理やろ」とか言いませんよ←だからしつこいって(笑)
👦「うん、これくらいできるよ♪」
このときすでに、長男も他の2人も楽しい気持ちでワクワクしてたもんですから
めっちゃできるよアピールしてきて、自分たちで勝手に今日一日でお手伝いすることを決めて
「よし!これからしよ~っと」と自主的に動き出したのです。
それもみんな楽しそうに(´艸`*)
ほんと、私何にもしてません。
ご褒美も、お小遣いも、交換条件も、こちらから競争させることもなく、お願いもしておりませんが
子どもたちはそれは楽しそうに「お手伝いできること」を書き出して
勝手に自分たちで決めお手伝いに励み、自然と何かゲームでもやっているかのように
「オレのほうがこんなにやってる♪」「私だってこんなのできたとよ♪」「ゆきなりだって~!」って競うというかなんというか楽しんでおりました(*^_^*)
さて、後は最後の仕上げ。
「じゃあ、今日一日終わったらどうだったか聞かせてね」
そう告げて私は仕事に行きました。
※何度も言いますが…もう言わなくてもわかりますね(笑)
「ちゃんとしとくのよ」とか言いませんよ。←念のため
と、またまた長くなったので
このあとどうなったか?旦那がやっちまった失敗とは?
ゆかさんがやったその後の対応とは?次回書きますね♪
え?こんなにうまくいくわけない?
まぁ、そうですね。
いきなりやってもうまくいかないかもです。
うまくいくコツと失敗する理由がちゃんとあるので
そこも含めて、次回お話しますのでお楽しみに♪
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