dignaのブログ

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続続・お手伝いしてほしいけど強制はしたくない~失敗編~

いよいよお手伝いシリーズ、最終回です。

 

 前回と前々回の内容はこちら。

digna.hatenadiary.jp

 

 

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お手伝いしてほしいけど強制はしたくない。

だからといって、ご褒美やお小遣、交換条件やこちらからお願いしてではなく

自主的にそれも楽しくお手伝いしてくれて、なんならお手伝いした側が喜ぶ方法って?

 

 

ということで、ゆかさんがとった方法をご紹介しました。

 

 

子どもたちは自主的に、それもめちゃくちゃ楽しんでお手伝いをたくさんしよう!

と計画まで立てたところで、あとは旦那さんに任せて、ゆかさんは仕事に出かけていきます。

 

 

仕事から帰ってきて、「どうだった~?」っとワクワクしながら声をかけてみると

あれ?長男がワクワクしながら書いていたお手伝いリストがゴミ箱に。

しかも、ぐしゃぐしゃになっている。

 

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どうした?何があった?

 

👦「お父さんが捨てろって」

 

旦那さんに確認すると、捨てろとは言っていないと。

 

どうやらお父さんと何やらあったようだ。

 

それぞれに詳しく話を聞いてみると

👤「お手伝いするって言いよったのに、全然進まんし、お願いしたこともやってないから…」

👦「しようと思っとったのにお父さんが…」

 

あらあら、お互いを責め始めました。

 

なるほど。

これはどうやら、ゆかさんの思っていた目的とはズレたことが起きてしまったようで

旦那さんに、ゆかさんの意図とゴールが正しく伝わっていなかったのだと気付かされました。

これは大失敗!!

 

旦那さんにとってみたら

こんなにお手伝いするって書き出して、やることを◯つけてやるっていってたんだから

と、やらせることがゴールになってしまっていました。

さらに、この中からお願いしたらやってくれるとも思っていたみたい。

 

 

これ、子育てにおいてあるあるだと思います。

 

本来の目的からはずれて、させることやちゃんとやることがゴールになる。

 

 

お手伝いをこちらからお願いせずに、強制ではなく自主性を育むことが目的で

自分たちで考えて、それ無理だろ?っていうくらい◯してたけど

それでもやってみて、それがどうだったのか?自分たちで体験して、そこから次に活かしていくように働きかける道筋だったので

何をするか?とか、どれくらいやったか?とか、ちゃんとやったか?とかは、ここではそこまで重要ではなかったのです。

 

というか、むしろこれをやられたことで長男は一気にやる気を失い

テンションはダダ落ち↓最悪なことに、あれだけ嬉しそうに、それも誇らしげにたくさん◯をつけたリストを

ぐしゃぐしゃにしてゴミ箱に捨てるなんて…まさに長男の気持ちをそのまま表現しているようで、長男の気持ちを思うとゆかさんも悲しくなりました。

 

 

前回までの内容を読んだ方はわかると思いますが

『否定も肯定もしない』これがすごく大事で

 

自主性というのは、他人が何かを指示したりすることなく、自分でやるべきことを考えて判断し、実行していくという状況のことです。

 

 

もうお分かりですよね?

 

どんなにリストに書こうが、たとえその内容が「お母さんに頑張れって言う」とかの

それはお手伝いとは言えないだろうみたいなことだとしても、本人がお手伝いだと思ってやっていることは、良いも悪いもなく本人にとってはお手伝いなのです。

 

自分で決めたことをやらなかったらどうなるか?

それが良いも悪いも体験して学んだらいいんです。

 

だれかに言われてやるよりも、自分で体験して得たことのほうが身になると思うんです。

 

 

もし、そのお手伝いが人の役に立つのではなく迷惑になったり困ることなら

そうなった、もしくは事前にわかった時点でお伝えして知っていったらいいんです。

 

これが大人のとても重要なプロジェクトとかなら話は変わるかもしれませんが

子どものうちのお手伝いなんて、そうそう困りません。むしろ、自立の手助けとなり後々がラクです。

まぁ、しいて言うなら、後片付けするのがめんどうとか、多少お金がかかるとかくらいです。

 

 

 

さて、このままでは長男の気持ちも下がったままだし

何より本来の目的である自主性を養うことも、やってみてどうだったか?もあやふやのまま。

 

 

旦那さんには

👤「そうやね、自主性ってそうじゃなかったね」と意図が伝わったようなんで

 

長男と他2人には

「さて、お手伝いどうだった?」←ちゃんとやった?とかどれくらいできた?とか聞きませんよ。

 

👦「たぶんオレが一番やったよ!」←これやってないやん。とか評価したりしませんよ。

そんなにお手伝いしたんだね。

 

👦「全部はやれんやった。草むしりは蜂がおったけんできんやったし。」

そうか、できないこともあったね。

 

👩「私のほうが大変なのやったよ♪」←少ない。もっとできたんじゃない?とか否定も評価もしませんよ。

それは大変だったね。

 

👨「あのね!掃除機かけたよ♪」←これ、やったって言わないよね?とか評価しませんよ!

すごいやん♪ (4歳児にしてはすごいんです)

 

 

で、やってみてどうだった?

 

👦👩👨「お手伝い楽しい♪」「嬉しい♪」「お母さん助かったやろ♪」

 

うんうん、そうかそうか、楽しいか。

お手伝いすると相手が助かるだけじゃなく、自分も嬉しくなるんだね♪

※ここポイントどうだったか?とことん子どもたちの話を聞いてあげてください。

 

👩「またやりたい!!」

👦「あ!これやってなかったから今からやるね!」

 

いやぁ、もうこの時間はなんともいえない幸福感が充満していて

やったとかやってないとかじゃなく、自主性を育むってゴールにたどり着いた達成感!

満足感とか、子どもたちの成長を感じて嬉しくなったりと得たことが多すぎる!!

 

矢部家は子どもたちが率先して、しかも楽しみながらお手伝いしてくれるから助かっているのです。

 

 

そして、もし「どうだったか?」で

ちょっとこれは…修正したほうがいいかな?と思うことがあれば

それは思う存分話を聞いた後で「これはこんなふうにしたらもっといいかもよ」とか

思ことがあったらアドバイスなり提案なりしたら、すんなりと入ると思います😄

 

 

ぜひ、やってみてくださいね♪

 

 

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