お父さんが全部やっちゃってた!?よくある子育ての失敗談②
前回の続きです。
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チームで料理対決のはずが、料理上手の長男がいるチームにもかかわらず
え?というような出来栄えに、驚きを隠せなかった母チーム。
結果、勝ったのは
家族みんなの好き嫌いや、その時の状況などを考えて
抜群のチームワークで後片付けまでやってのけた、お母さんチームでした✨
でも、なんで?
お父さんチームは、勝つ気満々だったのに…。
その敗因について、話し合ってみました。
まず、お父さんチームの長男が
お母さんチームに来て「それいいなぁ」「何か手伝うことない?」って
まだ料理出来てないのにこの発言はどういうこと?
お父さんは一人で料理している…なぜ?
長男に確認すると
「お父さんがやってるから俺はすることがない」と。
あれれ?そもそも今回のアイディアである料理対決は
長男のアイディアだったのですが、その本人が何もしていないし
暇を持て余している。
よく考えてみると、お父さんは一人で料理をしたがるタイプ。
でも、今回はチーム戦ということで始まったのですが
長男は、何の材料を使うかアイディアを出しただけ。
お父さんが一人で作っていた。
それ、チーム戦ではなくなってるやん(。´・ω・)?
本来なら、料理好きで将来料理人を目指している長男の能力を
最大限に引き出して、さすが!という結果が出ていてもおかしくないのに
料理も、え?というような結果になってしまっていたのです。
お父さん、これはどういうことだろうか?
お父さん自身
「え?長男の意見は聞いたよ。
それから、2人でしてたら時間がかかるから、自分がやったほうが早いし
お肉だけ作ったから、他は何か適当に食べたらいいやろ」
って…。
えぇっと、これ、料理対決でして、さらにチーム戦なんですが💦
お肉のタレの味付けは、美味しかったけれど
ただ単にお昼ご飯を作ってもらったのとは、違うんだよね…
これで、本当に満足いく結果になっているのかな?
長男が暇していて、能力を発揮する場もなく、負けてしまいますが
これでいいの?
こういうことがしたかったことだろうか?
お父さん、「あぁ、そうだね。」と言っていましたが
やりお直しをするも、またお父さんが一人で作っていました(・_・;)
私たち親は、つい子どもにはまだ難しいとか
これは時間がかかるだろうとか、自分がやったほうが早かったりラクだからと
ついつい子どもが体験する機会を奪ってしまっていることがあるのです。
それも、良かれと思ってね。
今回は、お父さんはお昼ご飯を作るのに、早くつくることを優先していたようで
これが長男がやりたかった料理対決で、チーム戦だということが抜けていたようです。
この対決では、チーム戦ということだけでなく
料理を誰かに振舞う、という点においても重要なことが抜けていたお父さんチーム。
これについては、また別で書きますが
チームとして機能していないと、上手くいくものも、うまくいきません。
長男にも話を聞くと、「だって、お父さんがやってたから」と。
え?自分がやりたかったことなのに、人のせい?→これ、受け身ってやつですね。
できないのは、お父さんのせいなのかな?
そして、こういう言葉が出てくるということは、満足はしていないということです。
対決に勝って、良いチームワークで満足なお母さんチームとは違って
やり直しをしたにもかかわらず、不満足が残る結果になってしまったお父さんチーム。
※やり直して、野菜炒めを作ったものの、またもやお父さんが一人で作ってしまったのです。
お父さんも一生懸命やったんだから、いいじゃない。
とは、私は言えなかったです。
だって、今回の企画、本当なら負けたとしても
きっとやり切った充実感や楽しさ、わくわく、面白かった~♪って
いろんな感情を体験できる機会になっていたと思うのですよ。
子どもの機会を奪っているなんて、自分では気づきにくかったりするのですが
それって本当にこの子のためになっているのだろうか?
自分のためだけになっていませんか?
今のことだけでなく、子どもが大きくなったときのことまで想像してみてください。
そんな視点で見てみると、何が大切な選択になるのか?見えてくると思います。
話をしてみてお父さんも
「そうだった、チームってことを忘れていた。長男にさせず自分がやってしまっていたね。」
と、子どもにやらせることがどういうことに繋がるのか?目的はなんだったのか?
お母さんチームを見て、その違いにようやく気付いたようでした(^_^)
今回は、企画したチーム対決から起きた出来事ですが
これは家族というチームについても同じことが言えると思います。
家族は社会の最小単位とも言われるくらいですから
子どものことも、チームの一員として考え、本来持つ子どもの能力を引き出していきたいですよね(^_^)
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