学校に行かせるか、休ませるか、選択に迷うとき
先週、またまた小5長男が体調不良を訴え学校を休みたいと言ってきました。
さてさて、どうしたものか?
確かに、先週は旦那が体調を崩し発熱して休んでいたため
コロナ禍という環境により、子どもたちも必然的に学校も休みことに。
子どもたちも、鼻水でたり、咳が多少でていたりと
体調的には良いとは言えない状況でした。
旦那の調子も良くなり、子どもたちの咳も落ち着き
もう学校に行けるよね?ってときの朝、長男からの体調不良の訴えが。
「お腹が痛い」「頭が痛い」
う~ん、これは本当に体調が悪いのだろうか?
私自身、子どもの体調が本当に悪いのならもちろん休ませますが
この体調不良は、やはり違う所から、それも精神的なところからきている気がして
何度も体調不良で休むことをOKにしていましたが
今回は私も仕事だし、いつもなら話を聞いたり問題があるなら対処したりもするけど
息子の性格から、遅刻する、途中から行くくらいなら休みたい…みたいなところもあるので
お父さんの体調不良がキッカケだとしても、週の途中から行くことは
話しについていけないとか、いろいろ彼なりにあるのだろうなと思ったのです。
もちろん、他にも理由があるのはわかってはいるので
それはそれで、私が余裕があるときに対処するとして
今回は、休みにするのはな~と思って、息子と話をしてみました。
「学校には行きたいけど、お腹が痛い」
お腹痛いんだね。ただ、いつもそうやって休みますって連絡したあとは元気だよね。
「そうやけど、学校行こうとするとお腹痛くなる」
なるほど。
「だけん休んでいい?」
休みたいのね。
「違う、学校に行きたいのは本当。でも吐きそうだし。」
なるほど。
そういえば、今日の時間割はどうなってるの?
「え?時間割?」
と、時間割を見せてもらいました。
今日は土曜参観の予定がコロナで参観は中止、だけど学校があるという。
時間割の中には、「家庭科」「図工」がありました。
「家庭科」はこの日が初めて、この日から始まるのです。
料理が得意で、将来料理人を目指している長男。
また、お手伝いも大好きで、とにかく人を助けるのが自分の使命だと思っている。
そんな長男が、この「家庭科」の授業にでなくていいの?
あなたが一番活躍できる場じゃん!!
と、いろいろと長男と話していき
「あぁ、家庭科があるのは知ってたし、図工も行きたい
でも…吐いたらどうすると?💦」
そうか、行きたいけど学校で吐くのは嫌だもんね。
で、私はどうしたかというと。
わかった。学校行ってみて、本当に吐きそうになったら帰っておいで。
「え?嫌だ、本当に吐きそうだもん!」
そうだね、わかった。学校行っておいで(^-^)!
「えぇ~!!いやだってば!」
うん、わかった。学校行っておいで(^-^)
「吐くってば~!!」
うん、わかった。学校行っておいで(^-^)
お母さんは今日仕事で一日いないから、帰ってきたらまた話そう。
原因をみつけて処理しよう。
だから今日は行っておいで(^-^)
「もう!!」
ひたすらこのやり取り。
息子にとって、本当にどの選択がいいのか?
また、その選択は私にとっても良い選択なのか?
今現在のことだけでなく、未来を見据えたときに
自分も相手も、家族も、周りのみんなにとっても、最大多数の利益になるのか?
私自身、すごく考えて出した答えでした。
そして息子は、「でも、もう遅刻になるやん💦」
と焦ってワーワー言っていたので、手伝うよ!とフルスピードで準備をし
バタバタと学校に送り出しました(^-^)
写真は別日のです。
ただ単に、学校に行ったほうがいいから行かせたわけではない。
私が仕事だから行かせたわけでもない。(息子は一人で過ごせるし)
仮病だろう?と思ったわけでも、子どもの気持ちがわからないわけでもない。
ただただ、以前からある息子のこの状況や話していく中でわかってきたこと
つまり、よく観察して、たくさんコミュニケーションして情報を引き出して
そこから導き出した選択だったので、私自身迷いも何もなかったのです。
学校行ってもやっぱり吐きそうで無理💦そうなったらそうなったで
また話をしたり、いろいろ考えて対応すればいいだけ。
今は、この子が今の状況で学校に行ってみてどうなるか?
それを試してみなければわからないなと思ったのもあるんです。
だって、本当はちょっと背中を押してあげたら行けたのに
行ったら楽しくって、行ってよかった~♪ってなるかもしれないのに
ちょっとした気分の浮き沈みで、嫌なことはやらなくていい…みたいになっていくのも
とにかく、この子にとって本当に安易に休ませることがいいことなのだろうか?
その選択は間違っていないだろうか?どの選択がいいのだろうか?
やってみないとわからないこと、たくさんありますよね。
もちろん、本当に体調不良や負担が大きすぎて休んだ方がいいときだってありますよ。
だからこそ、表面的なことに翻弄されるのではなく
日頃からよく子どものことを観察し、子どもとコミュニケーションをとり
子どもの情報をたくさん得ることが大切なのだと思います。
情報少ない中で選んだ選択って、不安じゃないですか?
より多くの情報を得て、その中から子どもにとってより良い選択ができたら
不安というよりか、試してみよう!に変わるんじゃないのかな、そう思うのです。
で、長男はしっかり最後の授業まで受けて帰ってきました。
しかも、帰ってきて玄関先でランドセルを放り投げ「行ってきます!」
と友達のところに遊びに行ってしまいました(;・∀・)
帰ってきてから話を聞くと
「学校楽しかったよ!行ってよかった♪」
と、家庭科では何をしたとか学校でのことをたくさん話をしてくれました。
そうだとは思っていたけれど、本人から話を聞いて、本人の表情を見ていて
私も一安心(^-^)
そんなもんだったりします(笑)
軽い体調不良だから行かせてください、甘えです、ということではないですよ。
よく観察し、よくコミュニケーションをとって
子どもの能力を信じて、今だけでなく未来を見据えた選択をしていきましょう(^-^)
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