不思議の国のアリス症候群なんだ~人が苦手な男の子の話し~
11歳の長男。
カリブ海の小さな国、アルバに海外研修へ一緒に行った時のこと。
空港での人込みや、飛行機の中、とにかく人が多いところが苦手で
暑さにも弱く、アトピーなのもありストレスがかかると痒みが出て
血が出るほど搔いてしまう傾向があるのですが
それでも今回、本人に希望でどうしても一緒に行きたいと
自分がしんどい思いをすることも知っていながらの海外渡航でした。
行きの空港や機内、乗り継ぎの待ち時間、13時間の時差があるアルバについても
並ばないと行けなかったり、一か所に大勢の人が集まる空間では落ち着かなくて
とにかくイライラして掻きむしり💦私に当たり散らし、泣き出したり
リュックを投げ捨てたりと、まぁ大変でした。
隔離期間のホテルで、ようやく落ち着きました。
研修は、船🚢の上で行われるのですが
そこでも、人が多い場所になると貧乏ゆすりが止まらずイライラしはじめ
痒みがマックスになり、ドクターに診断してもらわないといけないほど
手足の関節から血がでてしまっていました💦
そんな彼が、そうまでして来たかった理由は
その船🚢のシェフになることが、彼の夢だったからなんですが
それと同時に、そこで学べることへの興味がハンパなく強く
とにかく学びたい!その一心で彼は頑張ってたどり着いたのです。
で、そこでは「勉強の技術」という本当の学び方を学び
さらに、コミュニケーションのコースを学んだ彼。
コースを修了したと同時に、彼の中で何かが変わったようでした。
あれ?外国の知らない人と挨拶してる?
ん?英語で話してる?
えぇ!?自分から話しかけたり、人の目を見て話しているじゃありませんか!?
というのも実は彼
人と目を合わせるのが苦手で、小さいころから親の私たちですら
なかなか目が合わなくて発達障害を疑ったり、疑われたりしていたこともあるし
人見知りもしていたし、恥ずかしがり屋なのもあり
仲良くなった友達やとかなら、まだなんとか目を合わせて話してる感じ…
でもしっかりと相手を見るのは苦手。
そんな感じなので、海外に来ても念願の船🚢に乗っても
たくさんの人が彼に話しかけてくれていたのに、よそ向いて返事するとか
人の顔を見る、その人の方を向くのも苦手だったのですよ。
そんな彼が、まさかのまさか!?
自分から、しかも相手の顔をしっかりと見てコミュニケーションを取っている…
しかも、片言の英語でコミュニケーションも成立しているし
もともと彼は人助けが大好きで
お手伝いするのも大好きなので、スタッフの人に自分からお手伝いしたいと申し出て
船🚢をピカピカに磨いたり、小さな子どもたちの相手をしたり、大人の勉強の手助けをしたり
コミュニケーションのコースを修了したことで、率先して人と関わりをもっていたのです。
で、彼にどうしてそんなに落ち着いたのか?聞いてみたら
「不思議の国のアリス症候群って言うんだって。」と。
ん?不思議の国のアリス症候群?
私は初めて聞いたので調べてみると、人や物が大きく見えたり小さく見えたり
不思議の国のアリスの世界のように見えてしまうそうです。
彼の場合は、過度にストレスがかかるとそう見えるらしく
普段ストレスがない時には何も起きないそうなのです。
それがあったから、今まで人の顔をまともに見ることができなかったと。
とくに、彼がまだ5歳くらいまでは私もかなり酷い子育てをしていましたから
彼にとって私の関りは極度のストレスだったようで💦
人を助けたいけど、人の顔を見たり、人と話すことが辛かったと教えてくれました。
そして、お父さんも小さい頃同じようなことがあったそうで
調べると、親が経験している場合に子どももそうなることもあるといったようなことも書いてありました。
旦那がそうだったのも、その時初めて知りました。
しかし、コミュニケーションのコースを受けた長男は
ラクにそこに居られる練習をし、刺激があってもラクにいられる状態を知ったので
不思議の国のアリス状態になることが減り、ストレスがかかってきて、不安になってきても
そのラクな状態を意識したら落ち着けるようになっていました✨
ゼロではないけど、自分で落ち着ける方法を知っているって安心ですよね😊
おかげで人とのコミュニケーションがラクになったという長男。
帰りの空港、飛行機では
暑さと人の多さから、ストレスで痒みは出るものの
ラクでいられる状態になれるよう声掛けをすると、落ち着きを取り戻し
行とは比べ物にならないくらい、落ち着いて帰国することができました✨
不思議の国のアリス症候群
私は知らなかったけど、同じように困ってたり、悩んでいるお子さんもいるのだと思います。
その子の特性、その子の傾向がわかれば
そこのポイントをどうやって補ったり、修正していけばいいかわかるので
「○○障害」や「○○症候群」と言われたとしても、解決することができると
彼が教えてくれました。
長男が受けたコミュニケーションのコースと同等のものは
実は私が提供できるので、日本でも受けられるんです!
ただ、今はコロナで日本でやることはできなくて残念なのですが
コロナが落ち着いたら、ぜひコミュニケーションのコースをみなさんにも受けていただきたいなと思います😊
また、こちらのコミュニケーションのコースとは違いますが
やはりコミュニケーションにおいて大事な要素である、ラクな状態で相手と会話をする
これができるために、私たちディグナでは「子どもへの声かけ講座」を開催しております。
子どもへの声かけで、私はたくさん失敗しましたが
そこから長男だけでなく、下2人の子ども、離婚寸前だった旦那との関係も改善し、家族の立て直しをしてきました。
その経験を活かし、さらにコミュニケーションを学んで作った講座です。
お母さんの声かけで子どもたちは変わります。
ぜひ、イライラや疲れる声かけではなく、子どもたちが安心してなんでも話してくれるような声掛けを目指していきましょう✨
そうすることで、子どもたちに未来に役に立つ能力を残してあげることができます♪
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