dignaのブログ

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我が子だからと、わかったつもりでいました~子育ての落とし穴~

人は、自分の価値観で物事を見てしまいがちです。

それ自体がダメなのではないのですが、時として自分の価値観がじゃまをして

真実が見えなくなってしまうこともあります。

 

そうなると、本当の問題に気づかなかったり

子どもが出しているSOSのサインを見逃したり、勘違いや誤解が生じ

そこから喧嘩やトラブルになって関係が悪くなったりもします。

 

そんなことをしたいと思っている親はいないと思いますが

では、どうやったら正しい真実を見つけられるのでしょうか?

 

観方を変えてみてみることで、真実を見つけていく方法を見てみましょう。

 

お母さんはよく知っている?

子育てをしていると、毎日毎日子どもと接していて

我が子のことは、よ~くわかっているお母さん。

 

だって、産まれる前からずっと一緒に過ごしてきて

ずっと成長過程を見てきて、ちょっとした変化にも気づいて

今日はこんなことできた!あんなことできるようになってる♪

と、子どもたちのことをよく観察して理解しているお母さん。

 

だからこそ、大きくなってきた我が子のことも

誰よりもわかっているし、理解している…

 

そう思っていましたが、それは大きな誤りでした。

 

私も3人の子を育てている真っ最中ですが

子どものことをわかっているつもりで、子どもの本当の気持や思いに気づかず

知らず知らずのうちに、子どもとの関係が崩れていった経験があります。

 

赤ちゃんの頃や、まだ喋れない頃ならまだしも

おしゃべりが上手だったり、小学校、中学校と上がっていくと

お母さんの目の届かない範囲がたくさんでてくる。

 

それだけではなく、ついつい

喋れるし、出来ることも増えているし、前はこうだったし…

と、今現在の子どもを観ているのではなく

何年も前の子どもの姿を観ていることがわかったのです。

 

5歳の息子のハプニング

長男が5歳の時、キャンプイベントに参加したことがありました。

子どもたちは、あつあつの豚汁を手にブルーシートの上へと移動し

自分の好きな場所に座っていました。

 

長男は、大好きなお兄ちゃんの隣に座りたくて

あつあつの豚汁を一旦足元に置き、その豚汁をまたいでお兄ちゃんのところへ行こうと

その時に、豚汁を引っ掛けてしまい…

 

バッシャーン!!

 

自分の足にあつあつの豚汁がかかってしまいました。

 

 

「あっ!!…あっつい!」

 

大声で叫び、痛さにパニックになる長男。

 

靴下にかかったので、まずはそれを脱がせ

長男の様子も観察しながら、幹部を観てさほど大したこともないと判断し

「熱かったね」と声かけ、淡々と対応をしました。

 

落ち着いた長男は、席に戻り後片付けも自分で済ませ

さぁ!気を取り直してご飯を食べよう♪と思ったのですが

 

長男は、大好きなお兄ちゃんの横ではなく

私の横にぴったりとつき、沈んだ様子で黙って座っていました。

 

あなたのことだから、きっとこうだろう…は真実?

はは~ん、さては

お兄ちゃんのところに行きたかったけど、豚汁こぼしちゃったし

自分のやっちゃったことに対してショックを受けているんだろう。

 

うちの長男はそういうところあるからな~

と、長男のことをよく知っている(と思っている)私は

ショックだったんだよね、と声をかけ寄り添い、問題は解決すると思っていました。

 

ところが、うつむいたまま喋らない長男。

あれこれ声をかけてみるものの、ご飯も食べない…ん~イライラ💢

 

当時5歳。現在は、12歳の長男。

 

家の中だったら爆発してたかもしれませんが😅

ま、切り替えも下手だから時間がかかるのかも…もうほっとこ。し~らない。

 

そう思って放っておいたのですが、しばらくたっても変化なし。

 

ん~、何かがおかしい。

 

観えた本当の真実とは?

キャンプイベントのスタッフから、もしかして…と話をきかされ

実は、うちの長男が豚汁をこぼす前に他の子も同じようにこぼしていて

しかも、長男と同じように靴下にかかってしまい、同じように大声で「あつい!」って

なっていたのです。

 

そういえば、私もみたような…。

 

そのときの、その子のお母さんの対応が私とはまるで違ったようで

すぐにその子を抱きかかえ、水道までは知っていき、靴下を脱がせ足を冷やし

周りの人たちも心配してくれたり、私の淡々とした対応とは全然ちがったのです。

 

そういえば、私もその様子をみていたような…。

 

長男からしたら、その子の時を見ていて

同じ事が自分にも起きたのに、あまりにも違う対応に「あれ?」って。

 

 

当時の私は、長男を抱っこできないほどの産後うつから回復し

長男との関係もよくなってきていた矢先だったので、そんな時期だったからこそ

長男からしたら、「僕も優しくされたかった」という思いがあったのだと思います。

 

そこには全く気づいてなかった私は

全然見当違いのことを長男に、あたかも「あなたのことはよくわかっている」と

断定した声かけをし続け、そりゃ長男からしたら、「違う!そうじゃない!」って

なりますよね。

 

でも、当時はまだ私に対して

自分から自分の思いを話してくれるほど関係ができていませんでしたから

お母さんが自分の気持に気づいてくれるよう、いつもは離れていくのに隣に座り

そうやって彼なりのコミュニケーション方法で伝えていたのです。

 

 

そのことを長男に確かめると、ようやく反応してくれ

自分は大切にされていない、そう感じていたんだと知りました。

 

長男も本当の気持ちをわかってくれて、ホッとしたようで

ご飯も食べ、残りのイベントも楽しんでいました😊

 

まず観察してみるって大事

問題が起きた瞬間、私たちはその瞬間だけを切り取って物事を判断しがちです。

 

でもそれだと、長男の時のようにあやまった解釈で物事を捉え

結果、解決するどころか余計に気持は沈んでいってしまうよう

そんなことになってしまうのです。

 

自分の過去の経験や、思い込みが邪魔して真実が観えなくなる。

 

今回の事例で言うと、私は他の子が同じように豚汁をこぼしたことも

そのお母さんの対応や、周りの人たちの対応も、その時の長男の様子も

全部見ていたし、知っていたのに、「うちの子はいつもこうだから」と

情報を持っているにもかかわらず、その情報を脇に追いやってしまったのです。

 

本当の真実にたどり着くためには、過去の経験や思い込みは一旦置いておき

今目の前で起きていること、その前後何があったか?

本当にそうなのか?何か見落としていることはないか?

とにかく観察し、情報を集め、それを確認し、その情報が事実なのか?

真実はどこにあるのかを調査していくことです。

 

そうやって物事をみていくことで、真実にたどり着きやすくなります。

 

あとは、その繰り返し。

調査をすることで、真実がわかれば、その問題に対して適切な対処ができ

解決も早いのです♪

 

ついつい、うちの子のことは私が一番わかっている♪

と思ってしまいますが、一旦自分の思いや考えは横に置いて

客観的に自分のお子さんを、出来事を観てください。

 

きっと、今までとは違う真実が見つかるはずです😊

 

最後に

私たち、Digna Feminaでは

この『調査』という方法を利用して、その子自身が抱えている問題点や

つまずいているポイントを見つけ出し、その子に適切なアプローチをしていくことで

子どもたちの本来持つ能力を引き出しています。

 

問題だと思っていないことでも

うちの子、本当はもっとできるはず…

うちの子、やればできるのよね

うちの子、きっかけさえあれば伸びるのよね

 

と、我が子の能力を伸ばしていってあげたいけど

どうやって伸ばしていったらいいのか?わからないという方は

ぜひ、個別相談にいらしてください。

 

オンラインでも承っております。

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