産まれてきてくれてありがとう～本当に愛せるか？不安から始まった子育て～

昨日は、真ん中の娘の誕生日🎂✨
あっという間に10歳です。

娘は計画的に妊娠しました。
長男の子育てに失敗してると思い、旦那との中も最悪で
このままでは家庭が崩壊してしまうと、旦那と何度もやり直そうと話をし
ようやくここから本当の家族になれると信じて、2人目を迎えようと決めたのに
旦那に裏切られたと思った私は、嘘をつかれた中で身籠ったこの子を本当に愛せるのか？

長男ですら愛せてない、まともな子育てが出来てないのに
2人目なんて私に育てられるのか？
旦那とも実の親とも、友達とも上手くいかず自己否定の塊の私が
本当に2人の親になっていいのか？
この子は産まれてきて幸せになれるのだろうか？

産まれる直前まで、ずっと葛藤していました。
この子を産んでいいのかがわからなかった。

それでもお腹の子は大きくなり、無事に産まれてきました。

しばらくは、自分のことを酷い母親だと責め続けました。

しかも、里帰り出産で、これがまた最悪だったもんで
とにかく親には母親失格、人間失格と言われ続け
旦那は会いにきても喧嘩ばかり。

長男とは最悪で、自宅に帰ってからはさらに地獄でした。
娘が一歳になる頃に、区役所の所長と保健師さんが来て
「子どもを乳児院に預けて、お母さんは精神科に行ってください」と玄関先で頭を下げられ、これ以上は見守れない「明日、ニュースに載るかもしれないと思っている」そこまで言われました。

旦那はDVに、私は産後鬱、PTSDで旦那の前では声が出ない。
実家とも最悪で、もう誰も頼れる人がおらず、子どもはギャーギャー泣くし暴れるし
家の中はぐちゃぐちゃで
子どもの目の前で首を絞められ気絶したり
離婚寸前、しないのが不思議なくらい。
地獄以外言いようのないほどの日々を過ごしていました。

ここには書ききれないほど、いろいろありました。
（いつかまた書きます）

そんな環境の中、真ん中の娘は育っていき
アトピー・アレルギーもかなりの数あって、食べるものがほとんどなく、食事も大変で💦
ノイローゼにもなってました。

酷い子育てしてきたけど、区役所の所長さんたちが来たあの日から
私は変わろうと決断しました。

心療内科に通い、なんとか条件を満たして子どもたちを乳児院に連れて行かれるのは阻止し
実母と向き合い、その時に知った「なんで私があんたにしてやらないかんと！私だってしてもらってないのに！」
という母の言葉にハッとさせられ
親の愛情をこの人も知らないのだと。

これがいつからなのか？代々脈々と受け継がれているのだと感じ取った時
ゾワゾワっとして、ふと見ると子どもたちが…この子たちに受け継がせてはいけない
そう思い、そこから私の人生は大きく変わったのです。

とにかくやり方を知らない私。
愛情って何？信頼って何？素直って何？正しいって何？
わからないことだらけで、いろんなことを学びました。
学んだことを片っ端から試していき、試行錯誤しながら子どもたちとの関係が変わり
次に旦那との関係が変わり、実母との関係が変わり、実父との関係が変わり
仲間ができ、人から相談を受けたり、信頼してくれ任されたり
そうやって変わっていき、今度は私が他の人を助ける番だと活動し始め
とにかく子どもたちには、誰かのせいや何かのせいにせず
自分のことだけでなく、周りのことも考えて行動できる子になってほしいと
それだけを軸に子育てしてきました。気づいたら娘は10歳に。