dignaのブログ

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お母さん、僕はどうしらたいい?お母さんを悲しませてしまう…~本当のことが言えない子~

うちのお母さんは、いつも忙しそう。

 

お母さんが笑顔だと僕も嬉しいから、いつもお手伝いをする。

 

お母さんが喜ぶから、お母さんが喜ぶことをする。

 

お母さんを悲しませたくないから、良い子でいる。

 

お母さんが怒るから、僕はあやまる。

 

お母さんが大好きだから、僕はお母さんの言うことをきく。

 

お母さんが楽しそうだから、僕は我慢する。

 

だって、お母さんが大好きだから。

 

 

 

だけどね、時々夢中になって忘れてしまうこともある。

 

僕だって、疲れてたり退屈だったり、もっと遊んでいたかったりもする。

 

僕だって楽しみたい。僕だってやりたいことがいっぱいある。

 

僕だって、自由にしたい。僕だって、甘えたい時もある。

 

お母さん、僕のこと好き?

 

お母さんと一緒に楽しいことしたいんだ。

 

だって、お母さんが大好きだから。

 

 

なのに、なぜだか僕はお母さんを困らせるらしい。

 

わからないけど、怒らせてしまうようだ。

 

なぜか、悲しませてるみたい。

 

お母さんが大好きなだけなのに、なぜだろう…。

 

 

お母さん、僕はどうしたらいい?

 

 

だけどね…こんなこと言ったら

きっとお母さんを悲しませてしまうよね。

 

お母さんが泣くと、僕は悲しい。

だから、言えない。言えないんだよ。

 

 


 

長男が当時5歳の時に、私に言った「お母さんには本当のことが言えない」という言葉。
あれは、本当にショックで衝撃が大きくて、私の心に深く刺さりました。


こんな小さな子に、こんなことを思わせていたなんて…。


それまでの自分のかかわりを振り返り、私は私自身を責めました。泣きました。
でも、それでは何も変わりませんでした。

 

 

子どもたちは、大人が思うより周りを見ていて

小さいなりに考えて、察したり、気を使ったり、想像したり

精一杯生きています。

 

 

そんな子どもたちが、良かれと思って行動していても

それが本当に自分の心からやりたいことならば、いいのですが

一見良い子にみえて、何をするにも、「お母さん」が基準になっていたり

心の中で、こんなふうに思っていたとしたら…

 

その子は、きっと苦しいだろうな。

 

もしかしたら、その苦しみさえもどうしていいかわからず

必死でお母さんのためにと、頑張っていて

それが習慣になってしまい、麻痺のような感覚になり

自分でも、その苦しさがわからなくなっていたとしたら…

 

こんな悲しいことはない。

 

 

大切な我が子が、こんなふうに思っていたなんて知らずに

時が過ぎてしまったとしたら、私はきっと後悔する。

 

 

でもね、ママも精一杯頑張っていて

やることがいっぱいで疲れてたり、余裕もないこともある。

 

 

だからね

そうならないように、今からできることをやっていこう。

今からやり直そう。今から変わればいい。

 

 

何より、「ママが悲しむから言えない」ではなく

「ママだから安心して言おう」と言ってもらえる母に、私はなりたい。

 

 

そう思って、子どもたちとのかかわり方を変えてきました。

 

 

現在、長男は12歳。長女は10歳。次男は6歳。

みんな、お手伝いや人の役に立つことが大好き♡

それが喜びであり、それを生き甲斐としてやっているくらい。

その時の笑顔は、本当に楽しそうでしあわせそう♪

 

 

「お母さんは怒るけど、ちゃんと話を聴いてくれる」

「お母さんなら、言える」

 

そう言われるようにもなりました。

 

 

心から信頼し合える仲になっていて、本当に頼りになる子どもたち。

どうしてここまで変わったのか?

「自分のため」ではなく、「相手のため」だけでもなく

「自分も相手も大切にする」

ということを、私自身が実行し、それを子どもたちにも伝えていき

少しずつだけど信頼を取り戻していき、関係が変わっていったのです。

 

 

そう簡単ではありません。

なぜなら、何十年とやってきたやり方を変えなければいけないから。

 

1人では乗り切れませんし、そもそもやり方を知らないのだから

どうやったらいいのか?知る必要があります。

 

 

もし、子どもとの関係で悩んでいたり

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