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車にひかれて死んじゃえ!?~前編・その言葉に隠れた気持ち~

 

子どもが「車にひかれて死んじゃえ!💢」って

お友達に対して言っていたら、どう対応しますか?

 

暴言を吐く子、その言葉に隠れた気持ち

車にひかれて死んじゃえ!?

当時4歳だった長男を保育園へ迎えに行ったときのことです。

長男と同じクラスのKくんがやってきて
2人で教室を出て行ったので、てっきり仲良く遊んでいるものだと思ったら

どうも長男の様子がおかしく、Kくんに対し怒りを抱いており
ポカポ叩いているではありませんか💦



あわてて声をかけ止めましたが、どうも怒りが収まらない長男。


👨「Kくんなんて、車にひかれて死んだらいい!💢」

 


そう叫びまくっており、周りの人たちもビックリ:(;゙゚''ω゚''):

 


すると、Kくんは走り去って行ってしまった…。

 

 

何があったか全くわからず

そこまでの怒りが、Kくんに対してあるなんてことにも驚きましたが

うちの長男はこの頃、よく暴言を吐いておりました。

 

どう声かけする?

とりあえず、暴言は良くないことだから

 

🙎「なんてこと言うの!そんなこと言ったらいかんやろ」


…って言うかな?


でも…もっと反発するか、矛先が私に変わるか

それか逃げるか…だろうなぁ( ̄ー ̄;

 

と思っていた当時の私は、どう声をかけるか?迷っていました。



実際には、どう声かけたかというと

 🙎「何があったか見てなかったけんわからんけど、Kくんとなんかあったんだよね。
それで、そんなに怒ってるんだね。」


👨「うん、Kくんがうわぐつ隠したと💢」
 
🙎「なるほど。上靴を隠されたから、腹が立ったんだ。」
 
👨「そう!だからKくんなんて死ねばいい💢」
 
🙎「そっか、そんな事を言いたくなるほど怒りが湧いてるんだね。」
 
👨「うん💢」
 
🙎「お母さん、しんちゃんが死ねとか言ってるの聞いてビックリしたよ!
でも、本当に死んだらいいと思ってるわけじゃ無いんだよね?」
 
👨「…うん。死んだら悲しい。」
 
🙎「そうだよね、本当に死んじゃったら悲しいよね。
でもKくん、なんでそんなことしたんだろうね。」

👨「しんちゃん何にもしてないのにすると!」
 
🙎「何にもしてないのに、そんなことされたら悲しいし腹立つよね。」

👨「うん、Kくんいっつもすると」

🙎「いっつも?何度もされて、そうとう腹が立ってるんだね。」

👨「うん。やめてって言ってるのにやるけん、怒っとうと💢
しんちゃん何にもしてないのにするけん、しんちゃんもやったと!」

🙎「ん?Kくんにやられて嫌だったから、しんちゃんも同じことしたんだ。」

👨「そう、だからまたやる」
 

おっとビック(@ ̄□ ̄@;)!!
まさかこのやり取りが何度もあり、お互いにやり合っている…と。
 

お母さんの質問で隠れた気持ちを引き出す

ひとしきり、子どもの話を聞いて状況把握をしたので
今度は、こちらから質問をしてみました。
 

🙎「しんちゃんは自分がされて嫌だったのに、同じ事をKくんにもするんだね?」

👨「…」
 
黙ってしまいました。
 
質問を変えてみます。
 
🙎「そのときは、どうやって気持ちを伝えていいかわからなかったんだ。」
 
👨「うん。でも、やめてって言ったのに何度もするとよ」
 
🙎「それはがっかりだったね。腹が立ったよね。
何でそんなことしてくるかわからんし、どうしていいかもわからんで
もどかしいし、悔しかったよね。」
 
まだ気持ちの表現に言葉が追い付いていないので、代弁をしてみました。


👨「うん。でもね、Kくんは意地悪い子やもん!」
 
🙎「なるほど。Kくんが嫌いなの?」
 
👨「嫌いじゃない」
 
🙎「じゃあ、好きなんだ。一緒に遊びたいんだね。」
 
👨「うん」
 
もうこの時は落ち着きを取り戻して、話しができるようになっていました。
 
 
🙎「何もしてないつもりでも、Kくんは何か嫌だったのかもしれないね。」
 
👨「…足があたった…かなぁ。」
 
🙎「そうね、それが嫌だったかも。別のことかもしれん。
でも、何か嫌だったのかもしれんし、しんちゃんが嫌がってるのがわかってないのかも。
それはKくんに聞かないとわからん。」
 
👨「じゃぁ、Kくんに言う。
僕は、そんなことされたら嫌だ!怒ってるんだって言う。」
 
🙎「うん、そうだね。Kくんに気持ちを伝えられるといいね。
それならお母さんも安心だな。」
 
彼は落ち着いて、一緒に上靴を探して見つけることが出来ました。
 
 

親の役割

突然子どもが
「死ね!」とかって言い出したらビックリしますよね。
 
そして
やられたからやり返す…そんな方法しか知らないなんて、悲しすぎる。


長男は、私と話せたことで、自分の気持ちとも向き合えたし、落ち着き
相手の気持ちを考えられる余裕まで生まれたからいいけど

Kくんは誰にも気持ちをわかってもらえず
その気持ちを伝える手段もわからず困ってはないだろうか?
そう心配になりました。
 
 

だからと言って、私に出来ることはそれほどなく
長男がKくんと話すことで、Kくんの問題も解決できたらいいなぁと。
 
そんな気持ちで次の日を迎えました。
 
これには続きがあってね
長くなったので、その後どうなったかは、また次の記事で書きますが
子どもたちも、本当に「死ね!」なんて思ってないわけですよ。
 
ただ、それくらい腹が立ったり、悲しかったりするだけ。
それをどう表現したり、言葉にしていいのかを知らないだけ。
 
だからね、小さい頃から
今の気持をどう表現したらいいのか、言葉にする練習が必要なんです。
 
それをサポートするのが、親の役割なんじゃないかと思うわけです。
 

まとめ

子どもたちは、子どもたちなりに考えて生きています。
ですが、何が正しくて、何が間違っていて、どうしたらいいのか?
知識も経験も少ないから、わからないなりに頑張っているだけ。
 
やり方を知れば、暴言を吐いたりすることも減って
子どもたちが、もっと生きやすい環境を作っていくことができるんです😊
 
きっとこうだろう、と決めつけるのではなく
その言葉に隠れた気持ちを引き出して
どうしたらいいのか?を一緒に考えてくれる大人が必要なのです。
 

最後に

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